エルダー層にも響くヒロインたちの感動物語!

グミの物語とほぼ同列に描かれるのが、ケヒャンとサネのドラマ。生き別れた娘を懸命に捜す母親。名家に傷をつけたくないと、身を潜めて生きてきたサネ。名家のしきたりに翻弄される母と娘、2人の葛藤や出来事を克明に描くことで、中高年の女性にリーチ。離れていても互いを思いやる2人が、ニアミス接近を繰り返し、切ない再会をいつどんな形で果たすのか?親子の強いつながりに感動するだろう。物語が進むにつれ、やられるばかりではなく、宿敵ジンミを圧倒していくサネの姿に胸がスッキリ。人間国宝ケヒャンを演じるコ・ドゥシムの穏やかな物言い、凛とした佇まいがドラマの品格に直結。料理を通して語られる“瀬戸内寂聴的”な人生哲学も真理に満ちていて胸に染み入る。